沖縄 広告代理店・話し方教室【有限会社プロジェクトゼンコ】

童謡

  大正7年の赤い鳥童謡運動は、子どもたちの心を、子どもたちの言葉で子どもたちのために、しかも子どもだましではなく芸術性の高いものを贈りたいと、一流の詩人や音楽家たちが立ちあがりました。 そのことは、先進国といわれた欧米の人たちには驚きだったようです。
 つまり、日本の童謡は世界に例を見ない、誇れる文化です。 
童謡の作家たちのふるさとを訪ね、ゆかりの人たちに取材を重ねていく中で、単純で、素朴で、わかりやすい童謡の詩ですが、多くのメッセージが隠れていることが、だんだんわかってきました。
それは、作者の波乱万丈の生活体験であったり、親子の絆であったり、地球上の生きとし生けるものへの深い愛であったり、今、欠落しているかもしれない「慈しむ」「哀れむ」という人間らしい心を訴えるものだったりします。
そして何よりも、作者たちが子どものような純な心と目をもち、子どもたちが幸せに成長してほしいという祈りにも似たおもいで童謡を創っています。
先人たちの、そのような真剣な姿勢に、体が震えるほど感動しました。
私は詩人でも音楽家でもありません。ただ、私がもらった感動を多くの人の伝え、共有したい。特に、物も金も豊かになった反面、大人もこどもも潤いがなくなってき殺伐としています。
今だからこそ、童謡の優しさ、みずみずしさを伝えていかなければならないと思います。
もう一度、童謡を思い出し、歌ってほしい。すばらしい童謡を次の世代へ引き継ぐのは大人の責務ではないでしょうか。そして、子どもを育む心を先人たちに学びたいものです。
童謡はやさしさの文化です。 やさしい文化が、やさしい人をつくり、やさしい社会を創り出すことを信じて、童謡のものがたり(背景)を、お話させていただきます。

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